脱プラスチックで今後はどうなる?
「脱プラスチック」
このところよく聞くワードです。
プラスチックゴミは自然分解されないため
海洋汚染の被害が深刻なのです。
そんな現状を背景に様々な企業での脱プラスチックの動きが加速しています。
最近では、ナチュラルローソンがアイスコーヒーのカップを一部店舗で
紙コップに実験的に変更したり、
またスターバックスコーヒーでは、2020年までにプラスチックストローの使用を廃止することを宣言していたりします。
脱プラスチックの動きは世界規模で動いており、日本でもその動きは年々大きくなってきています。
この脱プラスチックの流れが、紙・パルプ業界に紙回帰の追い風になるのではと思うんです。
ペーパーレス・デジタルの時代に
「紙」の需要は2000年をピークに緩やかに下降しています。
原料の高騰などの要素も加わり業界全体も厳しい流れであることは確かなのですが、
そんな中、海外販売に活路を見出そうとしている企業が多いです。
しかし、この脱プラスチックの流れから紙製品への需要が増すでしょうし、
ぜひ国内の需要も増えていってほしいものですね。
そんな紙・パルプ業界の中で、
私達資金10万円の小額投資で保有できそうな銘柄は限られてしまいますが、
私が気になったのはここ!
【9274 国際紙パルプ商事(株)】
現在株価は297円です。
国内2位の紙専門商社です。
合併を繰り返し成長してきた会社で、印刷用紙や段ボールを製紙会社から印刷会社などへ卸しています。
紙製品の販売の一方で製紙原料となる古紙をリサイクル回収し製紙会社に納入するという事業もおこなっています。
また紙の原料のパルプの販売にも力を入れていくという企業計画をたてています。
木製ストローや紙コップなど、今後予測されるであろう
木質繊維の需要増加で、原料のパルプ販売を行うこの銘柄も増収が見込めるのではないかと考えました。
株価も割安感がありますし、GW明けに保有したい銘柄候補です。
今後の株価に期待です。
以上、ツマがお届けしました。
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