TOPIXも見るべし?
ツマ勉vol.4 ~TOPIXってなに?~
オットをぎゃふんと言わせたいツマが、
オットに内緒で株の勉強をして、勉強記録をブログにアップする
名づけて「ツマ勉」シリーズ第四弾です。
日経平均株価と一緒に隣でよく表示される言葉が
「TOPIX」
知ってはいたけど今までは日経平均株価ばかりに注目していました
東証第一部上場銘柄のうち取引が活発で
流動性の高い225銘柄を選定し算出する数値
要は有名な会社225社の株価の合計を割ったもの
これは私も勉強して、日々注目しています。
オットともよく、今日は日経平均が上がったね!とか話しています
こちらはなんとなく分かりやすい。
ではTOPIXって??
今日はこれを勉強します!
TOPIXとは?
TOPIXとは、東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)の略称で、
日経平均株価と同様に、日本の景気動向を読むのにとても重要な指標なんです。
日経平均株価が東証一部に上場している日本企業の中の225銘柄を対象にしているのに対し、TOPIXは上場しているすべての日本企業の銘柄を対象としています!
日経平均株価は株価を表すため、単位として「円」を使います。
一方、TOPIXは現時点での時価総額がどのくらいかを表すため、
単位は「ポイント」を使用します。
TOPIXは、基準日である「1968年1月4日の時価総額」を100ポイントと定めて、
構成銘柄の時価総額を指数化しています。
1968年当時のTOPIXは、基準値である100ポイント。
そしてバブルのさなかであった1989年末に、最高値である2884.80ポイントを記録します。
続いて2008年9月に数値が急落しましたが、この理由はリーマンショックが起きたからです。その後は上昇傾向にあり、現在の1,621.77ポイントとなります。
TOPIXの計算式とは
ちなみに計算方法(時価総額加重方式)は以下のようになっています。
指数値 = ( 算出時の指数用時価総額 / 基準時価総額 ) × 基準値
この式からもわかるとおり、TOPIXは東証一部に上場された株式銘柄の時価総額が1968年1月4日と比較して何パーセントになっているかを示しています。
日経平均株価の銘柄は優良株が多く、現在の日本の経済や景気の動向が把握しやすい指数です。
ただし、日経平均株価は銘柄によって影響力に大きな差が生まれます。
日経平均株価の上位銘柄は、変動したときの影響力が強いため、日経平均株価全体にまで影響を及ぼすのです。
もし自分の持ち株は変動していないのに、日経平均株価が大きく上昇していることがあったら、影響力の強い一部の銘柄が上昇している可能性が高いということです。
一方でTOPIXは、東証一部の全銘柄の時価総額を見ています。そのため、人気が高い銘柄が動いても指数全体への影響は大きくありません。
しかし、TOPIXにも注意点があります。
TOPIXは時価総額の合計と基準値を比較して変化の動きを確認するため、銀行や自動車株といった時価総額の大きい銘柄が値動きに影響を与えやすいのです。
反対に時価総額が小さい銘柄の場合は、株価変動をしても日経平均株価とTOPIXに与える影響は少ないと言えます。
まとめ
日経平均株価は、現在の日本の経済や景気の動向が把握しやすい指数
TOPIXは日本株全体の動きを見たいときオススメの数値
というように使い分けて見るとそれぞれの数値が生きてきます!!
どちらかひとつの数値をみるのではなく両方の数値を把握していくことが、
株取引の参考になることが分かりました。
よーし!!今日からはTOPIXも注意してみていこう!!
以上、ツマがお届けしました。
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