30代夫婦の株はじめて物語

超初心者で小心者のふたりが株を少額でチャレンジします!

単元未満株の落とし穴

オットをぎゃふんと言わせたいツマが、

オットに内緒で株の勉強をして、勉強記録をブログにアップする

名づけて「ツマ勉」シリーズ第二弾です。

 

ツマ勉vol.2 

~単元未満株 実際やってみたメリットデメリットは?~

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単元未満株とは何なのか?

株式取引を始めようと思ったとき、多くの人は自己資金を沢山用意しなければならないと躊躇してしまいますよね。

でも実は、もっと気軽に、少ない資金で始められる株取引があるのです。

通常、一般的な株式売買は単元株(100株や1000株)での売買となります。

つまり買える単位が1株からではないんです。

例えばトヨタ自動車の株価が6,500円だとすると、

トヨタ自動車の単元株数は100株なので、

650,000円の自己資金が必要となります。

しかし、証券会社によっては単元株より少ない単位で売買することができるのです。

それが『単元未満株(ミニ株)』と呼ばれるものです。

トヨタ自動車の株であれば単元株10株の場合、54,000円から、

単元株1株であれば5,400円から購入可能です。

この違いは大きいですよね。

ちなみに、全ての証券会社でこの単元未満株を取り扱っているわけではありません。

単元未満株の取扱い証券会社

SBI証券:S株

カブドットコム証券:プチカブ

マネックス証券:ワン株

現在、この3社で単元未満株を売買できます。

 

メリット

・1万円以下、銘柄によっては数百円という少ない資金で株取引ができる。

・いきなり単元株を買うのは難しそうという方などに、お試し感覚で購入できる。

 

やはり自己資金が少なくて済むというのが最大のメリットだと思います。

私達は数千円で初めての株式投資を始めることができましたので、

いきなり高額な取引をするのは怖いなぁという初心者にはピッタリだと思います。

数千円といえど、実際に保有してみると株価が常に気になり株主気分は十分に味わえますよ。

 

デメリット

株主優待はほとんどの場合受けられない

・一部の証券会社でしか取扱いがない

・注文方法が成行注文のみになってしまうため、株価の予想が難しい

・売買金額に加えて取引手数料もかかってしまうので、価格は安いが利益を出そうとすると難しい

 

上記に書いたとおり、現在単元未満株を扱っている証券会社は3社しかありません。

なので、これから口座開設を考えている方は、

この3社の中から選んで開設するといいかもしれませんね。

ちなみに私達夫婦は、SBI証券を初めての証券会社に選びました。

 

実際にやってみた感想

私たち夫婦は、単元未満株で

西松屋(7545)の株を10株を購入してみました。

 

通常の単元株数は100株単位なので、

株価が891円(2/17現在)だと89100円の 資金が必要になりますが、

単元未満株は1株の891円から株が買えるということになります。

自己資金の少ない私達にはピッタリだと喜んだのですが、

しかーし!!大事なのはここからだったのです。。

少額が故に、利益もなかなかでません。

さらに手数料という壁もあるんです。

 

SBI証券の場合、最低手数料は100円。

株の売買時に2回必ず手数料はかかりますので、最低でも200円分です。
その上で、利益を出そうとするとなかなか厳しい。。

 

西松屋株は、私たち超初心者の夫婦が買った記念すべき初めての株なので、

毎日レートを眺めていますが、

なかなか手数料分も利益を出すことがままならない日々です。

 

なので、単元未満株はデイトレードや短期保有には向かないですね。

株価が安い時に買った株をある程度長期保有して、上がってきたところで売る。

気長に保有していく気持ちで購入したほうがよさそうです。

少額で購入できるのが最大のメリットなので、

たとえば株の勉強という気持ちで購入するのにはちょうどいい気がします。

 

そして、先日オットの記事でも書いてありました『成行注文』というのが、

これまた曲者なのです。

 

honobono-fufu.hatenablog.com

 

株価が上がってきたと思って売りを成行注文したとしても、、

実際、取引されるのは数時間後の株価レートになってしまいます。

リアルタイムで取引できない制約があり、チャートを読み解く力がまだまだない初心者の私たちでは、運に任せる部分が大きくなってしまいます。。

そのため、微々たる利益での売り注文はマイナスになる可能性も大いにあります。

 

記念すべき初めての西松屋株、まだまだ気長に保有していくことになりそうです。。

以上、ツマがお届けしました。

 

 

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